歯周病が始まる年齢はいつ?40代・60代でリスク激増!症状と今すぐできる予防法とは|交野市の歯医者|ヨクシオ歯科交野星田

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歯周病が始まる年齢はいつ?40代・60代でリスク激増!症状と今すぐできる予防法とは

歯周病は何歳から多いのか?実は、歯周病は40代・60代で急増するのですが、20代からすでに静かに始まっています。

厚生労働省の調査でも、歯周病の発症割合は年齢とともに上昇し、60代後半からは半数以上が進行のサインを持つという結果も。

この記事では、歯周病がなぜ年齢とともに進行しやすくなるのかを解説し、10代〜60代の年齢層別の症状と、今すぐできる予防法をわかりやすく紹介します。


歯周病は何歳から始まる?40代・60代でリスク激増

厚生労働省の調査(令和4年 歯科疾患実態調査)によると、歯周病(歯ぐきの奥まで炎症が進んだ状態)のリスクは、驚くほど若い年代から高まり始めています。

以下の表は、本格的な治療が必要とされる「歯周ポケットの深さが4mm以上」の歯がある方の割合を年代別にまとめたものです。

※歯周ポケット4 mm以上:歯周病が始まっているサイン

年齢区分 歯周ポケット4mm以上保有者の割合
15〜24歳 17.8%(約5人に1人)
25〜34歳 32.7%(約3人に1人)
35〜44歳 34.7%
45〜54歳 43.7%
55〜64歳 47.5%
65〜74歳 56.2%(半数以上)
75歳以上 56.0%(半数以上)

※出典:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査」より

この調査結果から、4mm 以上の歯周ポケット(=歯周病が始まっているサイン)を持つ人は、年齢とともに顕著に増加していることがわかります。

4mm以上の歯周ポケットとは、既に歯周病菌が歯ぐきの奥に入り込み、歯を支える土台(骨)の破壊が始まっていることを意味します。

つまり、放置すると歯の寿命に大きく関わるため、「本格的な治療が必要な状態」です。

なぜ年齢とともに歯周病が進行しやすくなるのか

そもそも、なぜ歯周病になるのか?といえば、歯と歯茎の境目にたまりやすい細菌のかたまりでもあるプラークが直接的な原因です。

歯周病はたしかに細菌による感染症ではあるのですが、年齢を重ねると、以下のような体の変化と重なって進行が早まりやすくなります。

免疫力が弱まる

加齢により全身の抵抗力が弱まり、歯周病菌に対抗する力が落ちます。

さらに、歯ぐきの血流や免疫細胞の働きも低下し、炎症が悪化しやすくなります。

唾液の分泌量の減少

唾液には口の中を洗い流す自浄作用がありますが、年齢とともに分泌が減少し、乾燥によって細菌が増えやすい環境になります。

病気や薬の影響

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、全身の炎症を助長して歯周病を悪化させます。

さらに、降圧剤などの薬には唾液の分泌を抑える副作用があり、口腔環境の悪化につながります。

このように、加齢で体の機能変化や生活習慣病の増加が重なり、歯周病の進行リスクを高めてしまうのです。

年代別・年齢層ごとにみる歯周病の症状

年齢ごとに見られる特徴を、以下にまとめました。

10代後半〜20代:初期の炎症が始まる

  • 歯ぐきが赤く腫れる、歯磨きで出血する
  • 思春期はホルモンの影響で炎症が起きやすい
  • この段階では骨の破壊は少ないが、将来の歯周病の土台に

思春期性歯肉炎

小学生高学年〜中学生頃に起こりやすい疾患です。

思春期に分泌が増える女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロンなど)が、口の中にいる特定の歯周病菌にとって「エサ」のような働きをして、その増殖を助けてしまうために起こります。

そのため、この歯肉炎は男子よりも女子の方が発症しやすい傾向があります。

侵襲性歯周炎

一般的な慢性歯周炎とは別に、進行が速く10代・20代の若年層で重症化する「侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)」もあります。

急速に進行し、短期間で歯槽骨が破壊される重度の歯周病であるため、早期に歯を失う可能性があります。

30〜40代:進行が本格化する

  • 歯周ポケットが深くなり、歯ぐきが下がり始める
  • 口臭や歯ぐきの腫れ、食べ物が挟まりやすいなどの自覚症状が出る
  • 気づかないまま進行する人が多い

50代以降:重症化し歯を失うリスクが高まる

  • 歯を支える骨が大きく減り、歯がぐらつく
  • 歯が長く見える、硬いものが噛みにくくなる
  • 抜歯が必要になるケースも増える

歯周病は痛みが少なく、気づかないうちに進行します。しかし、20〜30代で出血や口臭がある時点で早めに歯科を受診すれば、将来の重症化を防げます。

歯周病の進行を止めるには?

歯周病の進行を止めるための対策は、主に「プロフェッショナルケア(歯科医院での治療・予防)」と「セルフケア(毎日の自宅でのケア)」が必要です。

特に、歯周病の原因となる歯石やバイオフィルムは、自宅での歯磨きだけでは除去できないため、歯科医院でプロフェッショナルケアが不可欠です。

また、セルフケアの質を高めるためのブラッシング指導を受けるのも重要です。

この指導を通じて、「自分にとって磨き残しの多い場所」や「効果的に磨くための技術」を習得し、日々のセルフケアの質を高めることができます。

年代別の歯周病予防とケア方法

普段からみなさんに心がけていただきたい予防とケア方法を、年代別にまとめました。

20代|セルフケアの習慣化と予防検診

20代は将来の口腔健康の土台を作る大切な時期です。毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを取り入れましょう。喫煙は歯周病リスクを大幅に高めるため禁煙が理想です。

歯周病が本格的に進行する前なので、歯科医院では年1〜2回の検診やクリーニングを受け、磨き残しや歯ぐきの状態を早めにチェックしておくことが重要です。

早い段階で正しいケアを身につけることが、その後の歯の健康を守る近道です。気になる症状がなくても検診を受けてみましょう。

30〜40代|定期メンテナンスで進行を防ぐ

この年代から歯周病が本格化しやすくなります。歯ブラシの毛先を歯ぐきの境目に当てる磨き方を意識し、デンタルフロスも習慣にしてください。

仕事や家庭のストレスは免疫力を低下させ、歯周病を悪化させる要因になります。生活習慣の見直しも重要です。

歯科医院では3〜6ヶ月ごとの定期メンテナンスが推奨されています。歯石除去や歯周ポケットの測定を行い、早期に対処することで重症化を防げます。

「歯ぐきの下がり」や「口臭」が気になる方は、放置せず早めの受診を。定期メンテナンスで今ある歯を守りましょう。

50代以降|残存歯を守る重点ケア

加齢とともに唾液の分泌が減り、口の乾燥が進みます。こまめな水分補給や保湿ジェルを活用し、口腔環境を整えましょう。糖尿病や心疾患など治療中の方は、かかりつけ医と情報を共有しながら歯周病を治療することが大切です。

この年代ではより短い間隔での歯科メンテナンスが必要です。歯を失うリスクが高まるため、歯科医師・歯科衛生士と一緒に残っている歯を守る治療計画を立てましょう。義歯を使用している方も定期的な清掃と点検が欠かせません。

「歯がぐらつく」「噛みにくい」などの変化を感じたら、早めの相談が安心です。適切な治療とケアで残せる歯が増えます。

歯周病と年齢に関連したよくある質問

歯周病は何歳からかかる可能性がありますか?

歯周病は年齢を問わず発症する可能性がありますが、初期段階である歯肉炎は、早いと5歳前後の小児期から見られることがあります。

発症自体は若い頃から始まりますが、症状が進行して問題が顕著になるのは30代後半から高齢にかけてです。

歯周病で歯を失うリスクが高まる年齢はいつですか?

特に歯を失うリスクが高まるのは40代・50代以降です。

この年代は、30代頃から多くの人が罹患してきた歯周病が進行し、歯を支える骨(歯槽骨)の破壊が進む重症化のピーク(40代後半〜60代前半)を迎える傾向にあるためです。

歯周病と老化は関連しますか?

はい、歯周病と老化(加齢)には強い関連性があることがわかっています。

ただし、加齢が歯周病の直接的な原因ではなく、加齢に伴う体の変化が歯周病のリスクを高め、さらに歯周病による慢性的な炎症が全身の老化を加速させるという、相互に影響し合う関係があります。

歯周病は年齢を問わず早期予防がカギ!まずはヨクシオ歯科 交野星田へ相談を

歯周病は「年齢を重ねたから仕方ない病気」ではありません。むしろ、年代ごとに特徴があり、気づいた時点での適切なケアが、将来の歯の残り方を大きく左右します。

ご自身の歯ぐきの状態や、セルフケアの方法に少しでも「これで合っているのかな?」と迷いを感じたり、ここ数年歯科検診を受けていないという方は、ぜひ一度、歯医者さんで相談してみましょう。

ヨクシオ歯科 交野星田では、根本的な歯周病治療を実施しています。通常のスケーリング・歯石除去だけでなく、精密な検査・再発予防までを見据えたアプローチを行っています。

「もしかしたら歯周病なのかな…?」と思われる段階でも、早めのケアが将来の歯を守るために大きな違いを生みます。

まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師
医療法人 翼翔会理事長
安岡 大志
大阪歯科大学卒業後、最新の歯科治療技術を研究。数多くの症例を経験したのち、安岡デンタルオフィスを開業後、医療社団法人翼翔会の理事長に就任。臨床歯周病学会、国際口腔インプラント学会(ICOI)、日本口腔インプラント学会、日本臨床歯科学会などに所属、ICOI認定の指導医でもある。監修者プロフィール詳細を見る⇒

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