グラグラの乳歯は自分で抜いても良い?抜き方や歯科医院へ行った方が良いケースなどを解説|交野市の歯医者|ヨクシオ歯科交野星田

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グラグラの乳歯は自分で抜いても良い?抜き方や歯科医院へ行った方が良いケースなどを解説


「子供の乳歯が抜けそうで抜けない。このままでいいものか、もし、自分で抜く場合どうしたらいいんだろう」このような疑問を持っている親御さまはいらっしゃいませんか?
基本的に乳歯が自然に抜けるのを待った方が良いです。どうしても自分で抜きたい場合は、正しい手順と方法で抜かなければいけません。
この記事では、乳歯が抜ける仕組みと自分で抜いてはいけないケース、歯科医院で抜いてもらうメリット、正しい抜き方について詳しく説明しています。乳歯の抜き方に迷っている方は、ぜひこちらの記事内容をご確認ください。

乳歯が抜けるメカニズムとは?抜くのに適した時期

乳歯の果たす役割と乳歯が抜けるメカニズムを元に、抜くのに適した時期を紹介します。

  • 乳歯の役割が果たす役割
  • 乳歯が抜けるメカニズム
  • 乳歯が抜ける時期の目安

乳歯が果たす役割

乳歯が生え変わるのは、子供の成長に伴う顎の発育と、永久歯が生える準備のためです。
乳歯は、咀嚼や発音の機能を果たすだけでなく、その下で育つ永久歯のためのスペースを確保する役割も担っています。
乳歯が抜けたスペースに永久歯が生えることで、顎の成長に合わせてより大きく丈夫な歯に置き換わります。永久歯へ生え変わることで、子供の成長に合った咀嚼機能が維持されるのです。

乳歯が抜けるメカニズム

まず乳歯の根の先端の骨の中に、永久歯の芽(歯胚)が作られ、成長を始めます。
永久歯が成長するにつれて、その歯胚から特殊な細胞が分泌され、乳歯の根が徐々に溶かされていきます。
この現象が「乳歯根吸収」です。
根が溶けて短くなることで乳歯はグラグラし始め、最終的に支えを失って抜け落ちます。

乳歯が抜ける時期の目安

乳歯が抜ける時期には個人差がありますが、一般的には6歳前後から抜け始めて、12歳頃までにほとんどの乳歯が永久歯に生え変わります。
親知らずを除くすべての永久歯が生え揃うのは、14歳頃が目安です。
最初に抜けるのは、多くのケースで下の前歯(中切歯)です。おおよそ6~7歳頃には抜け始めます。
ほぼ同じ時期に、乳歯の奥に「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯の奥歯が生えてきます。
その後、7~8歳頃に上の前歯が抜け、そこから奥歯に向かって順番に生え変わりが進んでいく流れが一般的です。
個人差によって多少の時期のズレや順番の違いが生じるのはよくあることです。しかし、極端に生え変わりが遅い場合や、左右の歯で生え方に大きな差がある場合は、歯科医院へ相談することをおすすめします。

乳歯を自分で抜いてはいけないケース

乳歯を自分で抜かない方がいいケースは次の通りです。

グラグラしていないのに子供が痛みを訴える場合
  • グラグラしているものの根本がしっかりしている場合
  • 過去に治療歴がある乳歯の場合
  • 判断に迷う場合

それぞれのケースについて詳しく説明します。
グラグラしていないのに子供が痛みを訴える場合
生え変わりの兆候がまだないのに、子供が痛いと言い出した場合は、自分で抜くの避けた方が良いです。
痛みの原因が生え変わりでない可能性が高く、考えられる原因は次の通りです。

  • 虫歯の進行
  • 歯肉の炎症
  • 外傷
  • 永久歯の生え方の異常

原因には虫歯の他に、永久歯が歯茎の中で成長しているなど生え方の異常によるもの、見た目にはわかりにくい歯の損傷や打撲などが考えられます。
無理に乳歯を抜こうとすると、かえって症状を悪化させてしまったり、永久歯に悪影響を与えてしまったりする可能性があります。
グラグラしているものの根本がしっかりしている場合
通常、乳歯が抜ける直前には、下から生えてくる永久歯が乳歯の根を溶かすことで、乳歯の根が短くなり、グラグラの度合いが強まって自然に抜け落ちます。
しかし、以下のようなケースでは、グラグラしていても根の吸収が不十分な可能性があります。

  • 永久歯が生える位置がずれている
  • 乳歯の根の癒着と形態の異常
  • 虫歯によって乳歯の根元が腐っている

何らかの異常によって乳歯が正しく生えてこない場合や、虫歯によって根元が腐っている場合は、永久歯が正しく生えてきません。
このような状態で無理に抜くと、乳歯の根の一部が歯茎の中に残ってしまったり、歯茎を大きく傷つけたり、感染症を引き起こしたりするリスクがあります。
また、永久歯の生える方向にも悪影響を与えるおそれもあります。

過去に治療歴がある乳歯の場合

過去に神経の治療を受けている乳歯は、歯根吸収がうまくいかないことがあります。
神経がないため、永久歯が根を溶かすメカニズムが阻害され、根がしっかりと残ったままになるケースです。
歯根吸収がうまくできていない歯を無理に抜こうとすると、根が完全に吸収されていないために強い痛みが生じたり、歯茎を大きく傷つけてしまったりするリスクが高まります。
無理な抜歯は、次に生えてくる永久歯の歯並びや成長にも悪影響を及ぼす恐れがあるため注意が必要です。
過去に治療した乳歯がグラグラしてきた場合は、歯科医院へ相談のうえ、適切な方法で処置してもらいましょう。

判断に迷う場合

自分で抜いていいものか判断に迷う場合は、無理をしない方が良いです。
親御さまが判断に迷うケースとしては、次のケースが考えられます。

  • グラグラしているものの抜けそうもない
  • 痛みがあるかどうかよくわからない
  • 抜いた時の出血や痛みが心配
  • 永久歯の生え方が気になる

子供の口腔内の状況を把握できないままに歯を抜いてしまうと、歯茎を傷つけたり感染症のリスクを高めてしまいます。

歯科医院で乳歯を抜いてもらうメリット


 

歯科医院で乳歯を抜いてもらうメリットは次のとおりです。

  • 抜いた後の感染症予防やアドバイスをもらえる
  • 永久歯への影響を確認してもらえる
  • 専門的な判断と安全な処置のもと抜いてもらえる

それぞれのメリットについて具体的に解説していきます。。

抜いた後の感染症予防やアドバイスをもらえる

歯科医院では、抜歯後の出血や痛みへの対応や薬の処方も万全です。抜歯後のお口のケア方法や、今後生えてくる永久歯のためのアドバイスが受けられるのも歯科医院ならではの強みです。
具体的には、虫歯予防のためのフッ素塗布やシーラント処置の提案、正しい歯磨きの指導など、専門家ならではの一歩踏み込んだ提案と指導が受けられます。

永久歯の状態をしっかりチェックしてもらえる

乳歯が抜ける前に永久歯が横から生えてきたり、乳歯がなかなか抜けずに永久歯のスペースを妨げることがあります。そのまま放置すると、永久歯が正しい位置に生えず、歯並びや噛み合わせの問題につながる恐れがあります。
歯科医院ではレントゲン撮影を用いて、歯茎の中に隠れている永久歯の位置や向き、成長の状態を詳細に確認できます。これにより、適切な抜歯のタイミングを見極めたり、永久歯の本数が不足しているなどの異常を早期に発見することが可能です。
将来的に矯正治療が必要になるかどうかも含め、専門的なアドバイスを受けられるのも大きなメリットです。

安全で確実な抜歯処置を受けられる

歯科医師はお子さまの口腔内の状態を正確に診断し、抜歯が本当に必要かどうか、最適なタイミングで行うべきかを判断します。
適切な麻酔の使用や滅菌された器具によって処置が行われるため、痛みや感染のリスクを最小限に抑えられます。
また、処置中に万が一トラブルが起きた場合でも、迅速かつ適切に対応できるのは歯科医院ならではの安心ポイントです。

自宅で乳歯を抜く際の注意点と安全な方法



基本的に、生え変わり時期の乳歯を抜くのは推奨されていません。自然に抜けるのを待つのがベストな選択です。
その上で、乳歯を抜く方法を紹介します。

  • 自宅で乳歯を抜く前に確認するポイント
  • 推奨される抜き方
  • NGとされる抜き方

自宅で乳歯を抜く前に確認するポイント

自宅で乳歯を抜こうとする段階で確認したいポイントは以下3点です。

  • グラグラ度合いの確認
  • 子供の同意と心の準備
  • キレイな環境の確保

まずは指で触ってみて、前後左右に大きく揺れるか、食事の際に歯が倒れるほどグラグラしているか、をチェックします。少ししか動かない場合は、まだ抜く段階ではありません。
子供の決心も大切です。実際に歯を抜かれるのは子供です。子供が歯を抜きたいと思っていないのに無理して抜くのはやめましょう。
無理をすると今後の歯科医院恐怖症に繋がりかねません。
抜く時は、手を石鹸でよく洗いつつ、清潔なガーゼやティッシュを準備しましょう。

推奨される抜き方

基本的な考え方は、無理に力を加えずに自然に抜けるのを促すことです。
具体的には次の手順で行います。

  • 清潔な手で優しく揺らす
  • 根気強く続ける
  • 食事中に自然に抜けるのを促す

まず、石鹸で手をしっかりと洗い、清潔なガーゼやティッシュを用意します。キレイな手で、グラグラしている乳歯を指で優しく前後左右に揺らしましょう。
少し揺らした程度で抜けることはありません。子供が嫌がらない程度で少しづつ揺らすことを繰り返します。
食事中に自然に抜けるのを促すのも手段の一つです。固めのものを食べることによって、噛む力が加わり、乳歯が抜けやすくなることもあります。

NGとされる抜き方

一番よくないのは無理に抜くことです。まだ乳歯が歯茎にしっかりついている場合は、無理に引っ張ると歯茎や永久歯を傷つけてしまうかもしれません。
巷で良いと言われている、糸などを巻いて勢いよく引っ張る方法はNGです。歯の根がまだ残っている段階で斜めに力が加わってしまうと、歯の破折や歯茎の損傷、さらには永久歯の形成不全につながることもあります。

乳歯の抜き方と注意点 ~ヨクシオファミリー歯科住道より~

お子さまの乳歯がグラグラしていても、なかなか抜けないことがあります。
乳歯は永久歯が生えるためのスペースを確保しながら、成長とともに自然に抜けていくもので、通常は6歳ごろから抜け始め、12歳くらいまでにほとんどの乳歯が永久歯に生え変わり、基本的には自然に抜けるのを待つのがもっとも安全ですが、どうしても自分で抜きたい場合は、正しい方法を知っておくことが大切です。
自宅で抜く場合は、手をよく洗い、歯が十分にグラグラしているときだけ優しく揺らして抜きましょう。糸を使って勢いよく抜く方法は危険なので避けてください。
ただし、痛みがあったり、まだ根がしっかり残っている場合は無理に抜かず、歯科医院に相談しましょう。ヨクシオファミリー歯科住道ではレントゲンで永久歯の状態を確認し、適切なタイミングを判断し安全な抜歯を行っています。
少しでもお子様の乳歯の抜き方で迷ったら、いつでもヨクシオファミリー歯科住道にご相談ください。

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この記事の監修医師
医療法人 翼翔会理事長
安岡 大志
大阪歯科大学卒業後、最新の歯科治療技術を研究。数多くの症例を経験したのち、安岡デンタルオフィスを開業後、医療社団法人翼翔会の理事長に就任。臨床歯周病学会、国際口腔インプラント学会(ICOI)、日本口腔インプラント学会、日本臨床歯科学会などに所属、ICOI認定の指導医でもある。監修者プロフィール詳細を見る⇒

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